フランス開催のF1のグランプリの日程を教えます

モータースポーツの最高峰とも言われるF1のグランプリは、世界中に存在する多くのファンが愛してやまないレースの一つです。特にヨーロッパではサッカーやロードレースに並んで人気のあるスポーツであることに間違いありません。2018年に開催されたフランスでのグランプリは2008年以来10年ぶりで、世界各国で行われるグランプリの中でも注目を集めました。一度は頓挫したF1のフランスでのグランプリ再開でしたが、関係者の努力によって、ついに10年ぶりに実現したのです。2019年のフランスでのF1のグランプリ開催は6月21日から6月23日を予定しています。どの地域でのグランプリでも言えることとして、F1のチケットは他のレースなどと比べても高額ですが、いい席ほど早く売り切れてしまいます。興味のある方は早めに予定を空けておいてもいいかもしれません。

フランスのグランプリのコースとは

10年ぶりに復活したF1のフランスでのグランプリですが、2018年に開催されたコースでの継続は今後5年間の約束がされたと言われています。こちらのコースはフランス南部のなだらかな丘の上に存在します。創設は遡ること1970年で、以来20年間に渡ってフランスのグランプリが開催されてきました。その後、様々な事情によりフランス国内の別のサーキットでグランプリが行われた時期もありますが、このコースでの復活は実に28年ぶりとなるのです。F1のレイアウトは一周約5.8kmあり、コースの4割近くに及ぶという名物ストレートから、ほぼ全開でコーナーを曲がるというスリリングな展開が醍醐味と言えるでしょう。F1での最高速度は300km/hを超えると言われています。猛スピードから一気にコーナーに進入するスピード感とドライバーの運転テクニックや迫力あるオーバーテイクをぜひ間近で見てみたいものです。

フランスのグランプリを一層楽しむためには

モータースポーツは屋外での開催が多いため、天候に大きく左右されます。F1のグランプリはいくら大雨が降ろうともほぼ中止になることがありません。 ヨーロッパ西部に位置するフランスは天気が変わりやすく、一日の中で雨が降ったりやんだりということも珍しくありません。レースでは路面のコンディションによって使用するタイヤも変わってくるので、曇天やいつ雨が降るかわからないような状況では、ドライ用タイヤを選ぶのかウェット用タイヤを選ぶのか、各チームの戦略によって様々です。残りのピットイン予定数や走行中の順位、タイヤの消耗度合いなど、その時に合った采配がどれだけ的確にできるかがチームの勝敗に大きく左右してくるので、そちらに注目するのも一つだと言えるでしょう。たとえ、予選やテスト走行で最高のパフォーマンスを発揮できたとしても、決勝戦で同じ結果を出せるとは限らないのです。